2013年1月17日木曜日

ランチ24 エビチリカルビクッパラーメン?!


2013年1月17日 金曜日 13:15

 ワンコインランチの情報を得て、「赤坂アリラン」に向かうも、

店は消滅していた。

あまりのショックでおつむのネジがぶっとんだ。

花のピュンピュン丸の歌を口ずさみながら歩いた。

YouTube http://www.youtube.com/watch?v=yhnwKEi-HXM

「アリラン、コリアンおつむのねー・・・ドッテドッテの大事件。キビシィー」

仕方がなく、毎日通る禁断の店に入ることにした。

タランティーノの映画に出てきそうな太っちょの韓国人がやっている中華店だ。

中華店なのだがハングル文字であふれている。

レビューを読んでも、ヤバイ雰囲気がただよっている。

地雷を踏むかもしれない。




店内の壁は有名人のサインでいっぱいだ。

韓国料理店によく見られる光景だ。

永田町に近いだけあって超有名な政治家の名前もあった。



正面には先客が1名いた。


どこかで見たことがあるきれいな人だった。

思い出した。

昨日テレビでやっていた映画「60セカンズ」。

大好きなニコラス・ケイジとアンジェリーナ・ジョリーが出演していた映画だ。

その映画に出ていた、車の運転の下手な東洋人女性に間違いない。

サインをもらいたかったが、悪役のような韓国人兄弟が怖い。

ふざけたマネができず、コナをかけることすらできなかった。


今回は担担麺定食を注文。


まず、前菜の二皿が登場。

ちゃんと温められて出てきた。

つくりおきで冷たいものが出てくると思ったのでびっくりした。

厨房へ戻ると鍋を振る音が聞こえてきた。

いったん調理する音が止まり、

小さなお碗にチャーハンがもられて出てきた。

まさか、いま作っていたのはチャーハンか?

やはりそんなわけはなかった。

ちゃんと冷めた作り置きのチャーハンが、レビューで読んだ通り出てきた。

しかし、前菜をわざわざ温めて出している。

わざと冷めたチャーハンを出すにはきっと深い訳があるのだろう。

もしかしたら客に対する店の温度差かもしれない。

ぼくのチャーハンはほんの少しだけ温かかったような気がしたから。

チャーハンを出すと再び、厨房に戻った。


お客さんが一人やってきた。

「こんにちはー」

「返事はない」

そして、この店には有線というようなしゃれたものはない。

鍋を振る音が聞こえるくらい静寂な店内。

放置される客。

ぼくがチャーハンを食べ終えるころ、

ようやく厨房から出てきて、

「いらっしゃいませ」といった。

「しおラーメンをください」

「しょうゆラーメンですね」

「いや違う塩ラーメンです」

どうやら耳が悪いようだった。

チャーハンを食べ終わった僕が今度は放置されてしまった。

しかたなくメニューを見て研究をした。

担担麺定食500円。

定食には、前菜小皿2つと、

小さなお碗に入った作り置きのチャーハンがついている。

チャーハン定食には何がつくのだろう。

そんなことを考えていると、

担担麺がやってきた。

韓国の文化と中国の文化が融合した担担麺。

大きめのエビが4匹もいた。

ひき肉はないがバラ肉が入っていた。

どうみてもエビチリラーメンにしか見えない。

まずはスープを一口。

のどにヒリッとくる。

味は中本のラーメンに近い。

まるで辛いユッケジャンスープのようだ。

このとき太っちょの二人組がづかづかとやって来て、

僕の目の前のテーブルに買ってきた弁当の入った袋を置いた。

あれ、ここは持ち込みOKなのか?

おっさん二人が席につくと、

ハリウッド女優は逃げるように、ごちそうさまといって会計をすまそうとした。

後から来たふとっちょの片割れがたどたどしい日本語で言った。

「ナカマサンショウカイシテネ」

なんと粉をかけていた。

ふとっちょ二人組はどうもお店の関係者のようだった。


ぼくが食べ終わってから清算すると、

にっこり笑ってまた来てくださいねと言った。



500円でカルチャーショックを楽しめる店が赤坂にもあった。

渋谷の上海食堂と同様に楽しめそうだ。



















名華園料理店中華料理 / 赤坂駅赤坂見附駅溜池山王駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0

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